二十三番札所 海隣山 禮雲寺
禮雲寺 (礼雲寺) 縁起
禮雲寺の創建は寺伝によると正保元年3月、平成20年より364年前に白須賀元町の神明宮西隣に本寺蔵法寺六世天山尭存大和尚によって開創された.その後、享保19年(1734)に大地震が起り、元町の宿場は火災と津波により大きな被害を被り寺は現在地に移されたとある。大正4年(1915)蔵法寺十八世聖山恵超大和尚を法地開山とし、昭和2年庵号を寺号に改め今日に至っている。
お地蔵さまは百千の方便を以て六道の衆生を教化するに身を六道に表し造罪の苦悩を受けている諸の衆生を平等に解脱せしめんとの誓願を立て導き賜うご本尊で、特に十一面観世音を奉じ一切の衆生をことごとく救い仏果を開かしむとある。
寺には古くから本四国、西国三十三ヶ所のお砂踏みとお姿がある。お砂踏みは明治、昭和と三度新たに本四国、西国をはじめ坂東、秩父等百観音を巡拝しお砂を加持致した霊場である。両彼岸に分けて一千寺霊場のお砂踏みができる。