三十一番札所 曹洞宗 實林山 成金寺
成金寺 縁起
成金寺は寺伝によると、過去帳に「当寺開基慈覚大師道場」とあり、元は天台宗の寺であったと推察され、現在は曹洞宗に改宗されている。寺は可睡斎二十一世貴外霊育大和尚によって開山草創され、法地開山は寛政元年(1789)に示寂された可睡斎に十三世道山守賢大和尚となっている。その後、寺は昭和29年春に伽藍を焼失し、二十数年無住の寺であった。現本堂は昭和55年に新築され各天井には十二支が大きく描かれている。
縁起の良い「成金寺」の寺名は、当寺に葬られている戦国時代の武将都築惣社衛門尉秀綱の法名が「霊松寺殿法玉成金大居士」であるところから付けられたものである。
霊験あらたかな観音さまを祀る観音堂内には、他に小さな観音像を千体揃うことを願い千体観音が祀られている。また、寺では観音さまのご縁が大変深いものと感じ、境内には石造りの七観音像を平成17年に建立、七観音堂の足下には、青岸渡寺、長谷寺、三井寺、清水寺、華厳寺等から加持した西国三十三観音霊場のお砂踏みがある。
成金寺 周辺図 -浜松市南区瓜内
- 交通
- 東名高速浜松ICより車で25分
- 三島西バス停より徒歩5分
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